ホテルライクなベッドルームの作り方を解説

ホテルのレイアウトを参考にする

旅行などでホテルに泊まった際、格別な時間を味わったことがある方も多いのではないでしょうか。特にホテルのベッドに横になった時は、普段の日常からは得られないリラックスを感じられるかと思います。

ホテルの部屋を思い浮かべてください。ベッドはどんなふうに配置されていますか？窓がある壁面に枕元を置いているレイアウトはありません。

窓は壁に比べると断熱効果が低いので、どうしても頭が冷えてしまいます。多くのホテルでは、ベッドヘッドが壁面に来るようなレイアウトになっています。

アートを飾る

おしゃれなアートは、ホテルライクなベッドルームには欠かせないアイテム。大小サイズの違うアートをおしゃれに並べて、ベッドのヘッドボードの上に飾るのがおすすめです。

額縁の色や並べ方でもイメージが変わるので、季節ごとに気軽に変えてみるのも良いですね。よりゴージャスにしたいなら、ゴールドの額縁に入ったアートを飾ってください。アンティークな雰囲気にもおすすめです。

ベッドスローをかける

高級ホテルに泊まると、必ずといっていいほどベッドの足元にかけられているベッドスロー。フットスローとも言われ、これをかけるだけでぐっとホテルライクな寝室に生まれ変わります。

シーツや布団カバーがシンプルな無地なら、ベッドスローで色を取り入れるとベッドルームが華やかになります。正式なベッドスローでなくてもよく、大きめの布ならなんでもOKです。

サードテーブルを置く

ベッドの横には、サイドテーブルがおすすめ。スマホや本などの生活アイテムを置けるのも便利です。サイドテーブル以外では、チェアもおすすめです。チェアを置く場合は、少々高くてもいいものを買ってみてください。

高級なベッドは大きな出費となりますが、ベッド周りのアイテムなら、少しずつでも揃えていけますよね。

照明を追加する

天井に一つしか照明をつけてない場合は、もう一つ照明を足して見てください。ホテルの写真を見ると、ベッドの両サイドに小さいフロアスタンドやテーブルランプが置かれています。いわゆる「間接照明」を使い、柔らかく落ち着ける空間を作り出すテクニックです。

もちろん片方だけでもいいのですが、スペースがあるならベッドの両サイドに対照的になるよう置くのがオススメです。ベッドスペースが両端から柔らかく照らされ、特別な空間になります。

スタンドタイプやクリップタイプの照明は壁面を照らす、背の低いフロアライトは足もとに置く、サイドテーブルの上にテーブルライトを置く、など直接光源が見えないようにすることで陰影が生まれて部屋が広く見えたりリラックス効果が生まれます。

ベッドルームは一日の終わりと始まりを過ごす場所なので、どの空間よりもリラックスを重視して作りたいところ。レイアウトや照明や小物類をちょっと工夫するだけで、手軽にホテルのようなリラックスできるベッドルームができます。

すべてを一気に取り入れるのではなく、どれか1つを取り入れるだけでもベッドルームの印象は、変わります。気持ちよく眠れて、さわやかに目覚められる、そんな空間にしてくださいね。